2005年の日記っぽいもの

2005年12月31日

●今月号のプリキュアMH(最終回)

「上北ふたご先生って……神々しい漫画描くんだね……」
「ホントホントホント!! いっしゅん女神さまが描いた漫画に見えたよ〜」
莉奈と志穂に隠れて微笑むほのかに、そっとウインクするなぎさ。

つか、毎号毎号すげーよ。


●見に行った映画の感想
『キング・コング』
上映時間が3時間以上もあります。コングが出てくるまでしばらくある(一時間くらい)ので、この辺はだらだら流しておくとよいですね。
映画監督が地図にあるドクロのシミに気付いたあたりで、念のためトイレに行っておくのがベストか。
とりあえず、一行がスカルランドに上陸するまでに、トイレに不安のある人は済ましておかないとマズイ。そこから先は、席を立つのが非常にもったいないシーンの連続。
特にコングvsティラノサウラーズは、重量感・スピード感共に最高のバトル! 時間もたっぷりとかけてあって、十二分に楽しませてくれました。
つか、このコングに惚れられるヒロインのアン・ダロウもすごいね。コングに握られてブンスカブンスカ物凄い勢いで振り回されれるのに、気絶の一つもしないとはキュアブラック並みにタフかよ。
ヒロインがコングと並んで夕日を眺めながら「ビューティフル…」と呟くシーンに「ちょっと待てや」と思う。この時点で、いなくなった彼女を捜しにわざわざ島の奥地まで赴いた連中は、恐竜に食われたりコングに殴り殺されたりと結構な数が死んでるんですが。
後半もコングとヒロインで切ないストーリーを展開させてくれます。鑑賞後、ラストが近づくほどに哀切味を帯びていくコングの表情が胸に残って離れませんでした。

ちなみに、この映画の監督ピーター・ジャクソン氏は、子供の頃に『キング・コング』(1933年版)を見たことがきっかけで映画監督になったそうな。
このホームページの管理人猫塚鶉は、大人になってから『ふたりはプリキュア』(無印版)を見たことがきっかけで百合SS作家になったそうな。
俺とピーターって、何だか似てますね。

2005年12月25日

●今週のプリキュアMH
第43話『最後の冬休み! 特別授業だザケンナー!?』

今年最後の放送で、日常パートの締め括りか。
次回(1月8日)からは、闇側との決戦に向け、プリキュアMHの最終章が幕が開けるわけだ。

ところで、科学部の新部長である永井さん……、今までこんな可愛い子出てましたっけ!?
すごい隠し玉だ……とか思ってたら、
エンディングのスタッフロールで、なんと、下の名前までちゃんとあることに気付く。
フルネームは永井さゆり。
「さゆり」……漢字で書くと「小百合」ってちょっと待て。「ユリコ」も漢字で書くと「百合子」になるし、
雪城ほのかの周りは見事なまでに百合まみれだな。

ラクロス部のほうは、マキが新キャプテンとなって皆を率いようとするも、
前キャプテンのなぎさみたいには上手くいかない様子。
自分となぎさのカリスマ性を比較して落ち込むマキに、なぎさがいかにも先輩といった感じのアドバイスを送ります。
実はこの部分、今日のザンキさんネタで脚色して書こうと思ってたんですが、これ以上あの人の全裸が頭にこびりついて離れなくなったら困るのでやめておきます。

「感じる…感じる……、溢れる愛を感じる!」
CMの後、先週に続いて、妊娠のハーティエル・ラブラン登場。今週も呼ばれないのにやってきた。
さらにはハーティエル最強のファイターであるシークンの姿も。
「何だか学校の中にビッチどもが潜んでいるデス〜」

その頃、校内の理科室では、「ありがとう&あいしてる」の気持ちを込め、
ラクロス部と科学部の共同主催で、美墨なぎさと雪城ほのかの結婚式が行われようとしていた。
だが、アカネさん&ひかり特製のウェディングケーキに入刀する寸前、女子生徒の一人が、
「もうガマンできない!」と叫んで失神してしまう。それに続いて他の女子生徒たちも、アカネさんまで……。
「まさか、これってアタシとほのかの心が刺激しあって……」
「異常発生したなぎさのフェロモンを嗅いで、みんなイッてしまったというの!?」
即座にガスマスクを装着して校舎を飛び出した二人。しかし、校舎の外にはシークンたちが待ち構えていた。
プリキュアに変身した二人に特別授業と称し、女の子同士で妊娠するシステムを説明しようとするラブラン。
そんなラブランに対して、プリキュアは猛反発する。
「妊娠とか避妊とか、そんなの関係ないッ! アタシたちは純粋にセックスを楽しみたいだけなのッ!」
「ペニスバンドをつけてセックスするなんて、絶対間違っているッ!」
しかし、プリキュアとハーティエルたちの意見は全く相容れない。
「フッ、もはやどうあがこうと、世界が百合に飲み込まれる運命を変えることは出来ないデス〜」
「全ての♂は滅び、女の子だけの愛の楽園が築かれる。素敵だわ〜」
「百合の園のクイーン復活のためにも、今日こそなぎささんとほのかさんには妊娠してもらいますッ!」
一斉にプリキュアに襲い掛かるシークン、ラブラン、ルミナス。
これに対し、最大攻撃で迎撃に出るプリキュア。
「私たちの目の前に…希望をっ」
「私たちの手の中に…希望のピンクローターをっ」
プリキュアにとっての最強武装スパークルローター召喚!
「「プリキュアマーブルバイブレーション…マックスーーーーッ!」」
「今日こそ!」
「とめてやるデス!」
ルミナスの前に出たシークンとラブランがプリキュアの攻撃を受け止める! ……だが、
「「……スイッチオン!」」
一瞬で逃げ出すシークンとラブラン。
「やっぱり無理デス〜っ!」「とりゃっ!」
プリキュアの攻撃はそのまま勢いを緩めず、無防備だったルミナスへと襲い掛かる!
「えっ、うそっ…二人同時に来ちゃうなんて……あっ、ダメですッ、そんなとこ…あぁぁぁーッ!」
ルミナス撃破。
「はぁっ…はぁっ…ごめんなさい、なぎささん……はぁっ…ごめんなさい、ほのかさん…もう許して……」

ルミナスを倒し、理科室へと戻った二人は無事に結婚式を終えた。

そして、タコカフェにて。
「それにしても理科室でのアレは一体……」
「今まで経験してきたどのなぎさのフェロモンとも違うような……」
その背後で、ひかりが「うっ…」と口元を押さえてベンチへと崩れ落ちた。
「大丈夫、何でもないの。ちょっと吐き気がしただけ……」
「も、もしかして……つわり?」
慌てるなぎさとは対照的に、全てを冷静に観察するほのかは、ある事に気付いた。
(理科室での集団失神……吐き気を覚えたひかりさん……謎はすべて解けたわ!)
ラクロス部と科学部全員を失神させ、そして今、ひかりに吐き気を覚えさせたものの正体。
それはフェロモンではなく、一週間履きっぱなしのなぎさの靴下の臭いであった。

2005年12月24日

クリスマスイヴ、またプリキュア見に行ってきました。(おまけでポッターの吹き替え版も)
プリキュアの感想は後日書きますが。
帰りにサントラとアルバムを買う。

で、

ふたりはプリキュアMHのボーカルアルバムU
『〜「あ」から始まる愛コトバ〜』の感想(既出の曲は省略)なんぞを書いてみる。

「信じる力で勇気100倍!!」(唄:なぎさ)
歌詞が、見事にジグソーパズル。ひとつひとつ歌いながら繋げていくと、アラ不思議。
“とびっきりのなぎさの笑顔”が完成!

ちなみに今日はクリスマスイヴ。
なぎさはベッドの中で、ほのかの胸をまさぐりながら、うらやましそうに「山あり谷ありの方が喜びもおっきいよ…おっきいよね!」などと言っているに違いない!

「ありがとう 〜あなたに会えてよかった〜」(唄:ほのか)
この歌から推察されるに、おそらく、最終回でほのかはフランスで暮らすことを決めるのだろう。
そして、なぎさとほのかの別れのシーンで、この歌が挿入歌として使われるのだろう。

想像したら、切なすぎてマジ泣けてきた。
まぁ、ラストで『トンネル先は……』と続くので希望は持てるが。

涙腺破壊力:コメント不可能。
ちなみに、「信じる力〜」とこの歌、コインの裏表のようなカンジだな。

「〜Tobecontinued〜」(唄:ひかり)
『弱気な朝は〜つないだ手で「大丈夫!」 伝えてくる』
『迷える夜は〜すぐそばで…』

この二つの歌詞に表された行為を実行できるのは、ベッドの中のみ。
つまり、ひかり×アカネさんの歌としか考えられないのですが、
『友達になれて 友達でいてくれて』という歌詞が、あとになって出てくるワケですよ。
いくらなんでも、ひかりがアカネさんを「友達」呼ばわりするのは不可能であろう。

……つまり、アレだ。マックスハートのラストで転生オチがあるんだよな。
クイーンとしての復活を遂げ、光の園へ帰る事を余儀なくされたひかり。
しかし、アカネへの強い想いがクイーンの体から分離して、再びひかりとなって虹の園へ降り立った。

『100年経っても tamashiiは覚えてる』

……そこは、すでに100年後の世界。藤田アカネのいない世界。
九条ひかりとしてベローネ学院へ戻ってきても、暖かな記憶と懐かしさが残っているのみ。
「アカネさん…」
胸を締め付ける寂寥感に、思わずアカネの名を口にしてしまうひかり。
「え、呼んだ?」
ひかりが振り向くと、赤いバンダナを頭に巻いた一人の新入生が。ひかりと目を合わせ、快活そうに笑う。
「そうだっ、ねえ、入る部活はもう決まってんの? まだだったらさ、アタシと一緒にラクロスやんない?
何でだかわかんないけど、アンタとだったら上手くやっていけそうな気がするんだ」
その少女の名は、アカネ。
〜Tobecontinued〜

「チャレンジ☆チェンジ」(唄:五條まゆたんwithなぎなぎ&ほのほの)
『チャレンジ』→がんばってなぎさとほのかが
『チェンジ』→結婚(なぎさ、もしくはほのかの名字が変わる)

これ以外には考えられんな。

「Happy ending」(唄:なぎさ&ほのか)
すごく気になる歌詞が……

『風に乗って種が運ばれる 新天地を求めて…』

ところであちこちで既にネタバレされてますが、
来年からは、キュアブラック&ホワイトは引退して、キュアブルーム&イーグレットが登場。
気付いたかと思いますが、キュアブルーム……ブルーム(bloom)とは「花」
『種』はやがて芽吹いて、花になりますよね。

さらに『風に乗って』という歌詞のイメージから連想されるのは、空を飛ぶこと。すなわち、これは鷲の子(eaglet)を匂わせています。

『新天地を求めて』→マックスハートの世界から、スプラッシュスターの世界へ。

そういうことに違いない。
もうどうでもいいので、キュアブルーム(日向咲)とキュアイーグレット(美翔舞)は、この唄の歌い手であるなぎさ&ほのかの娘ってコトにしておいてください(投げやり)。


●見てきた映画の感想
『ハーマイ・オニーと炎のゴブレット』
つか、すげー人気だな。字幕版のほうが満席で見れなかったんで、吹き替え版見てきました。
劇場内のあちこちに、ちっちゃいお子様を発見。「プリキュアMH2」の客、こっちに獲られてんじゃねーか。ファッキン!
個人的には破壊力ある映画でしたよ。
ダンスパーティーのシーンでは、なんとハーマイオニーのイブニングドレス姿が。
何つーか、あの浅い胸の谷間がぁぁぁぁぁぁッ!
いや、もうねえ、このシリーズ見るたびに、俺はハーマイオニー役のエマ・ワトソンとケッコンせねばと思うわけですよ。
エマたんとケッコンするために、英会話を勉強してみようかなどと思うわけですよ、ええ。

ちなみに、やっぱ金かけただけあって、映像に関してはすごく良いものを見せてくれます。
けど、ストーリーに燃える要素が無いっていうか、凡庸な仕上がり。
主人公ポッターが、周りに助けられてばっかりなのが特に興醒め。

2005年12月17日

……先週はプリキュア映画のせいで、異様なままハイテンションで日記書いちまいました。ごめんなさい。
内容はすっごくアレですね。読み返してみると、恥ずくて泣きそうになりました。つか削除しました。
話は変わって、F‐Filesシリーズの『図解 クトゥルフ神話』なんてのが発売中です。
百合要素はありませんが(当然だ)、一般常識レベルでのクトゥルフ神話ぐらいはきっちり勉強しておきたいものですね。
せめて日常会話に「イスの偉大なる種族」なんて言葉が普通に出てくるくらいには。


●今週のプリキュアMH
第42話『銀盤の恋人たち? 滑って転んで大ピンチ!』

クリスマスイヴの日。
リニューアルオープンしたに遊園地にやってきたなぎさたちは、新しく出来たスケートリンクで滑ることに。
だが、なぎさはウィンタースポーツが全般に苦手なようだ。
「なぎさ、大丈夫?」
リンクの上で転倒するたびに毎回のように差し出されるほのかの手。しかし、その手をなぎさは拒否する。
「ほのか、もうここには来ないでくれるっスか。ほのかがいてくれると、ずっと甘えてばかりいそうで……」
「そんな、なぎさ……」
「ほのかにこれ以上迷惑かけるの、自分は辛いっス。いつか自分の足で滑って、ちゃんとほのかの所に行くから、待っててほしいっス」
「…分かった、なぎさがそこまで言うのなら……」
涙をこらえてスケートリンクをあとにするほのか。
再び滑り出そうとしたなぎさだが、やはり体がついていかず、またもや転倒……と、そこへ素早く藤Pが駆けつけて彼女の体を支える。
「大丈夫だ美墨。オレがお前のそばにいてやる」
「藤P先輩……」
「美墨、もう一度オレの弟子になれ。修行に耐えてプリキュアになったお前の底力、思い出せっ!」
「…はいっ!」

……この時の藤Pの様子からは、のちに彼が全裸で変死するなど予想も出来なかった。

ちなみにどうでもいいが、木俣は吉野から送られてきた陰陽環の力で火焔の式神を使役し、街中のクリスマスツリーを燃やしまくっていた。

スケートを終えて、なぎさとほのかが仲良くベンチに並んで休憩中、突然メップルが騒ぎ出した。
「百合な気配するメポ!」
二人の背後から、妊娠のハーティエルが強襲!
ヤツの名はラブラン! 愛ある所、呼ばれなくてもやってくるぜッ!
さっそくほのかの気持ちを代弁し始めたラブラン。
「この胸の内、この人(なぎさ)にどう伝えよう」
「わ、私はそんなんじゃ……」
珍しく狼狽するほのかの顔の前まで飛んできたラブランは、さらにアドバイスを送る。
「いいの。アナタにはアナタの道がある。どこまでも果てしなく続く乙女同士の百合の道」
「ええっ?」
「あとは、アナタの気持ちに正直に行動するだけよ」
「…うん」
ここでCM。テレビでは確認できなかったが、自分の気持ちに素直になったほのかが、なぎさを女子トイレの個室に連れ込む。
…数秒後、ほのかの「どすこーいッ!」という大きな声が女子トイレに響き渡った。

今回の戦闘では、クリスマスの販促なのか、ルルン→ブローチェのバンクで久々に、
(ダメよルルンっ! そんなとこに張り付かれたら…なぎささんとほのかさんが見てるのに…アカネさんにもんまだ触ってもらったことがないのに……あぁあぁぁんッ!)な具合に悶えるシーンが復活。
つか、毎回このバンク入れて。

戦闘後は、藤Pへの恋心に対する、いかにもなぎさらしいと思える決着のつけ方。
たとえこの恋が実を結ばなくとも、それまで藤Pと出会ってから彼を想い続けた日々がどれほど自分にとって大切な宝物であったかを再確認。
「藤P先輩のことが…大好きでーすっ!!」と遊園地中に響き渡りそうな告白は、結局彼には伝わらなかったものの、
でもようやくなぎさが自分の気持ちをはっきりと口に出して言えたんだなぁ、とちょっと感慨深げ。
まぁ、藤Pと面向かうと相変わらずアレなわけだが。
ちなみに俺は、なぎさが精一杯恋して頑張ってる姿が大好きなだけで、藤Pとはくっつかないほうが有り難いです。

●見に行った映画の話

『ザスーラ』
『ジュマンジ』の続編。つーても、スト−リー的には全然繋がってませんが。
個人的に、(エマ・ワトソン級の美少女を除いて)リアル子供は好きじゃないのですが、
主役であるお子様兄弟どもは、いがみ合いつつもなかなか連携プレーが取れてて、見てるうちに面白いと感じるようになってました。
ゲーム始めた途端、家ごと宇宙に放り出され、隕石の礫が兄弟の頭上から降り注ぐわと普通に死ねるようなイベントが続々。
つか、隕石がビシバシ降り注いでいるリビングを「回避回避〜」って叫びながら走り回ったあげく、無傷なままの兄弟の姿に脱力気味に笑った。
ある意味バカバカしくも、結構楽しんで見れました。

『ロード・オブ・ウォー』
ニコラス・ケイジ主演の、武器商人をテーマにした映画。
彼が前半サクサクと成り上がっていく様は、人殺しの道具である銃を売る仕事でありながら、後ろめたさを全く感じさせません。
むしろ彼のビジネスマンぶりに感心してしまうほど。
インターポール相手に「法律」を盾にやりあう様は小気味よくすら思えます。

つか、飛行機の積荷の証拠隠滅するシーンのノリは最高でした。ここが一番楽しかったです。

後半が失速して、ストーリーに陰がさし始めるものの、まぁ、この映画の本当に伝えたいことはラストのアレなワケですかね。

2005年12月23日

●ふたりはプリキュアMH 
第40話『ふたりは最高! 全開バリバリなぎさと亮太!!』 

なぎさはスポーツに関しては、前回と同様「楽しくプレーする」という姿勢を大切にする方向なようで。
勝ち負けにこだわりすぎた亮太を遠回しに諭し、彼本来の力を出させることに成功。
その結果、試合には負けたものの、亮太はクラブに入る許可をもらう。
しかし、闇の戒律は厳守されねばならない。
「勝ってクラブに入る」という自ら定めたルールを遵守できなかった負け犬には死を。
なぎさから手渡されたラクロスのラケットを、ひかりが閃光のように投げ付ける。
狙いたがわず、ラケットは亮太の心臓を真っ直ぐに貫いた。
全ては、クイーンが絶対神として転生するためなのである。

プリキュアMHも終わりが近く、主要な各キャラのエピソード回収に入っておりますが、
残り少ない話数で全て回収できるのでしょうか?

ちなみに、エピソードを回収すべき主要キャラの残り、
通称ベローネの神々『百合十神』(↓)

百合二極神 … 美墨なぎさ・雪城ほのか
百合三賢神 … 竹ノ内よし美・藤田アカネ・九条ひかり
百合五武神 … 久保田志穂・高清水莉奈・ユリコ・多幡奈緒・加賀山美羽


●なかよし一月号
相変わらず神ですよ、上北ふたご先生は。
ひかりの、アカネを心配する一途さが可愛すぎるんですがアアァァァッ!?
「なぎささん!! わたしも!!」のあとにとった彼女の行動が愛おしすぎるんですがアァァッ!?

つか、なかよし版のマックスハート最終回って、どんなカンジになるんでしょうね?
楽しみにしていいのか、それとも、ふたご先生が放つであろう地上の生きとし生けるもの全てを萌え殺す『百合展開大爆発』を恐れなければならないのか……。


●どーでもいいが、手袋を使った小ネタを思いついた。

<なぎ&ほの編>
「はぁ〜〜、寒ぅ……。手袋持ってくれば良かった…」
登校途中、なぎさが自分の両手に暖かい息を吹きかけながら独りごちている。
その後姿を見つけたほのかが、足取り軽く追いついてきた。
「な〜ぎさっ、おはよっ! ……ん、手袋忘れたの?」
「うん、こんなに寒いなんて思わなくてさ。今日は持ってきてない」
「…じゃあ、私のを半分貸してあげる」
そう言って、ほのかは自分の右手の手袋を差し出した。
「いや、それだとほのかの右手が寒いでしょ?」
「大丈夫」
言い終えるよりも早く、ギュッと握り締められたなぎさの左手。さっきまで手袋に包まれていたほのかの右手は、ほんのりと温かい。
「ね、こうやって強く握り合っていれば、二人とも寒くないでしょ」
「うんっ、そうだね!」

<ひかり編>
タコカフェで仕事中のひかり。木枯らしが吹く中、注文をとってアカネのもとへと帰ってきた。
「寒い…」
小さく呟いて、冷え切った自分の手を擦り合わせる。
「ん? ひかり手袋どうしたの?」
「すいません、忘れてきちゃったみたいで…」
「しょうがないなぁ。最近冷え込んできたから気をつけるようにって、昨日言っただろ」
苦笑と共に、アカネがひかりの両手をとった。
「はぁっ…はぁっ…」
ひかりの左右の手に交互に暖かい息を吹きかけ、片方ずつ自分の両手で挟んで、ごしごしごし…とこすってやる。
「あ…」
「少しは暖かくなった?」
視線を上げてきたひかりと目を合わせ、アカネがにっこりと笑う。
「…はい」
ひかりが、はにかみながら視線を落とした。
暖めてもらったのは両手なのに、なぜか頬のあたりが火照ってきた。

次の日も冷たい風が吹く日だったが、ひかりはワザと手袋を忘れた。




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